工場設備として使用できる段ボール製サイクロン
自動車製造メーカー 様
ご依頼
「鉄製のトナー分離用サイクロン設備を段ボールで製造できないか。」とのご依頼がありました。
具体的には、「サイクロン設備にトナーが付着すると固まってしまうが、洗うことができないため、定期的に廃棄しなければならない。段ボールで次の問題を改善出来ないか。」というご依頼でした。
- 廃棄が大変
- 価格が高い
- 重すぎる
課題
円柱やサイクロンの二重構造、かつ空気が漏れないサイクロンにする必要がありました。
また、鉄製から段ボール製に変えることで、強度面の心配もありました。
解決策
鉄製サイクロンの図面データをいただき、各部材によって適切な材質を選定・設計することで先方の要望通りの形状で作成できました。
空気が漏れないよう、段目に目隠しをして対策しました。 サイクロンの役割を果たすか、強度も含めた試験を行い、合格することができました。