縦置き・横置き兼用が可能な梱包材 |提案事例|梅花堂紙業株式会社梱包企画室 縦置き・横置き兼用が可能な梱包材 |提案事例|梅花堂紙業株式会社梱包企画室

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縦置き・横置き兼用が可能な梱包材

業務用機械器具メーカー 様

ご依頼

「観光地用の望遠鏡を各地に輸送する際、望遠鏡が縦置きのため縦置き仕様の梱包材を使用しているが、横置きで輸送する場合も発生する。縦置き・横置き兼用可能な梱包材を提案してほしい。」また、「初期費用を抑えたい。」とのご依頼がありました。
 

課題

縦置きのみであれば荷重がかかるのは下側の中材のみですが、縦置き・横置き兼用となると、多方面からの荷重に耐えられる構造にする必要がありました。
製品破損を防ぐには、外箱と製品との間に空間を保つ中材を入れる必要があります。今回は望遠鏡の凹凸が多い形状に合わせた中材を作成しなければなりませんでした。
複雑な形状の場合、木型を作成することが一般的ですが、初期費用を抑えるためには木型を用いず製造できる構造設計が求められました。

解決策

お客様からいただいた3D図面データをもとに構造を検討しました。
単純な形の中材数種類組み合わせることで木型を用いず製造することを可能としました。
実際に製品を入れ、寸法調整等修正を行うことにより輸送試験合格することができました。