2026.10.05
相生小学校でダンボール製防災グッズの体験会を実施しました

先日、相生小学校の先生方20名以上を対象に、当社が設計・製造する「おしりにやさしい簡易トイレ」と「ダンボールベッド」の体験会を実施しました。
今回の体験会では、防災用品について知っていただくだけでなく、先生方自身に組み立てや使用を体験していただき、災害時の活用方法をより身近に感じていただく機会となりました。
地域とのつながりから実現した防災体験会

今回の取り組みのきっかけとなったのは、FabCafe Nagoyaで開催されたイベントでの出会いでした。
当社食品事業部が参加・協賛したイベントで、当社社員と相生小学校の教頭先生が同じグループになったことをきっかけに交流が始まりました。
▶︎ イベント当日の様子はこちら(Dear me公式サイト)
その中で、当社の梱包設計事業「梱包企画室」がダンボールを活用した防災用品の設計・製造を行っていることをご紹介したところ、「学校でも実際に防災用品を体験できる機会をつくれないか」というお話につながり、今回の体験会が実現しました。
実際に組み立て、使ってみる防災体験

当日は、梱包企画室の設計担当から、簡易トイレとダンボールベッドの構造や使い方について説明を行いました。
その後、先生方にも実際に組み立てを体験していただきました。
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簡易トイレは、組み立てた後に実際に座り、使用感を確認していただきました。
ダンボールベッドについても先生方自身で組み立てていただき、完成後には寝転んだり腰掛けたりしながら、その丈夫さや使用感を体感していただきました。
ダンボールベッドを広げる工程では、短時間で形になる様子に驚かれる先生もいらっしゃいました。
また、小学校4年生の授業で活用するため、組み立ての様子を写真に収めている先生の姿も見られました。
先生方は積極的に組み立てや体験に参加され、実際に寝転んだり座ったりしながら、防災用品の使い方や特徴を確認されていました。
今回の体験会が、防災をより身近に考えていただく機会となったことを、私たちもうれしく感じています。
▼おしりにやさしい簡易トイレの組み立て方・使用方法はこちら
▼ダンボールベッドの組み立て動画はこちら
被災経験から生まれた、ダンボールを生かした防災用品
当社が防災用品の開発に取り組む背景には、代表取締役・佐野の「阪神・淡路大震災」での被災経験があります。
当時、関西で勤務していた佐野は、身近な場所で高速道路が倒壊するなど、震災による甚大な被害を目の当たりにしました。
「何か力になりたい」と思いながらも、当時は思うように力になれなかったことへの無力感を覚えた経験が、その後のものづくりにもつながっています。
梅花堂紙業では、ダンボールを単なる「箱」として捉えるのではなく、お客様の製品とパッケージの間にある空間まで設計する「空間パッケージデザイン」を追求しています。
そこで培ってきた設計技術を防災分野にも生かし、「おしりにやさしい簡易トイレ」や「ダンボールベッド」を開発しました。
災害時の避難生活を少しでも快適に過ごせるよう、簡易トイレには交換して使用できる便座を備えるなど、衛生面や使いやすさにも配慮しています。
ダンボールベッドも、避難所などで床に直接寝ることを避け、少しでも安心して休める環境づくりに役立つことを目指して設計しています。

ダンボールの技術を、地域の備えに
災害は、いつ発生するか分かりません。
だからこそ、防災用品を備えておくだけではなく、実際に組み立て、使い方を知っておくことも大切です。
今回の体験会が、先生方や学校にとって、防災について改めて考えるきっかけの一つとなれば幸いです。
また、9月後半には、相生小学校の保護者の皆さまを対象とした体験会も実施いたしました。
当日の様子については、改めてご紹介できればと思います。
梅花堂紙業はこれからも、ダンボールの設計・製造で培ってきた技術を生かしながら、地域の皆さまとともに防災について考え、地域社会に貢献する取り組みを続けてまいります。

